2024/06/22 22:17

CPI(消費者物価指数)とPPI(生産者物価指数)は、物価の動向を示す経済指標ですが、以下の違いがあります。

1. CPI(消費者物価指数):
   - 消費者物価指数は、消費者が実際に購入する段階の小売価格を対象にした指数です。
   - つまり、私たち消費者がモノやサービスを購入する際に支払うお金(物価)が、どのように推移しているかを示します。

2. PPI(生産者物価指数):
   - 生産者物価指数は、製造業者の出荷時点の販売価格を対象にした指数です。
   - 企業がモノを作るために仕入れる際の値段の推移を示しており、日本では「卸売物価指数」とも呼ばれています。

簡潔に言えば、CPIは消費者目線の物価指数であり、PPIは企業目線の物価指数と捉えることができます。