2024/06/19 17:12

みなさん、こんにちは。今日はイノベーター理論とチャート分析の話をしてみたいと思います。
イノベーター理論とは、マーケティングで使用される理論で、私は中小企業診断士の勉強中に出会いました。
縦軸が採用者数=購入者数、横軸は時間です。時間は常に一定に流れているという前提です。テクニカル分析が上手な人はすぐに意味が分かるはずです。特別難しい理論でもなく、要はイノベーターは誰よりも流行物が好きな人、ラガードはいよいよそれを使わざるを得ない人を指します。流行物全般というわけではなく、特定の商品においても言うことができます。特定のアイドルを推していて新曲やグッズを出したら即買いしたり、新しいiphoneが出たら夜中からアップルストアに並んで他の人よりも早く手に入れたい人達ですね。2.5%の人がこれに当たります。
私は、株の世界でもこれは言えると思っていて、暗号資産においてはビットコインとかまだ誰も聞いたことがないときからビットコインを持っている人がイノベーターにあたります。それから少しずつビットコインの価格は上昇したころにイノベーターが周りの人たちに話し始めてアーリーアダプターの耳に入り、アーリーアダプターはビットコインを買います。アーリーアダプターが含み益になった頃にはイノベーターは既にかなりの含み益を抱えています。アーリーアダプターも周りの人に話し始めてアーリーマジョリティの耳に入ります。アーリーマジョリティの耳に入る頃にはもしかしたらテレビで取り上げられ始めたり、CMも流れている頃です。そしてその頃が天井、つまりそこがバブルが崩壊するタイミングというわけです。
商品の場合、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティは自分より商品を早く買った人(イノベーターやアーリーアダプター)に「あの商品どうなの?便利なの?」ってアドバイスを求めることができるので、すごく助かる存在ですよね。
しかし、株の世界ではアーリーマジョリティとレイトマジョリティの人はイノベーターとアーリーアダプターの養分になってしまう可能性があることです。これが、初心者が株で失敗するメカニズムといっても過言ではありません。
アーリーマジョリティの位置で株を買った人はまもなく訪れる「天井」を察知できなければ含み損になります。レイトマジョリティの位置で株を買った人はとりあえず儲かりそうだから買っておこうくらいです。チャートなんて見方も知らないでテレビで知ったとか、友人からたまたま聞いたとかレベルで買った人だったりします。(8年前の私のことです。)つまり、株価が今安いとか高いとか考えずに買ってしまう人ですね。
私のYouTubeをいつもご覧いただいている方々は、私がこの「天井」を示唆する発言を多くしていることに気が付くはずです。
今の株を買い支えてるのはアーリーマジョリティの方々に他なりません。積み立てで株を買っている人は、株価が安いときに買い始めたのか、高いときに買い始めたのかを基準に考えていただければ、自分が今どこに属しているかわかるはずです。含み益が多い人は、必然的にイノベーターやアーリーアダプターに属している人ということになります。しかし、株の世界では、株を売却しなければ、キャッシュは増えません。あくまでも含み益の状態です。ボラが高い銘柄であればあるほど、株価の変動が激しいので、暴落が来てしまったらどんなに含み益を抱えていてもゼロに近い状態になってしまうので、売却(利確)は本当に大切です。
エヌビディアを始め、ほとんどの銘柄が天井付近だと私は思っていますので、キャッシュ比率を高めています。
毎月発表される「雇用統計+CPI消費者物価指数+PPI生産者物価指数+小売売上高」+3カ月ごとに発表される四半期ごとのGDPを追って、スタグフレーションからの株価暴落から自分の資金を守りつつ、暴落後はドン!と投資額を一気に仕込んで来年の利下げ4回に備えたいところです。
2期連続でGDPがマイナス成長になったらリセッション入りです。
リセッション→株価暴落もあり得ますので、これにも要注意です。
引き続き、Angel struggleをよろしくお願いします。
ほぼ毎日YouTubeでライブ配信をしています。
【前編】
レバレッジ銘柄、主要4インデックス、オルカン、全米、金融、エネルギー、金、ビットコイン、イーサリアム、米国債、ドル円
SOXL,NVDU,FNGG,TQQQ,NDX,DJI,SPX,RUT,VT,VTI,FAS,GUSH,ERX,USOIL,GLD,BTCUSD,MSTR,MARA,ETHUSD,TMF,USDJPY
【後編】
米国株時価総額トップ30銘柄のテクニカル分析をしています。